リデュース(減量)

環境問題を解決するキーワードは3Rと言われています。3Rとは、「リデュース、リユース、リサイクル」
です。リユース、リサイクルについては、説明しました。そこで今回のテーマはリデュース(減量)。

ちょっと前まで世界経済は右肩上がりでした。無尽蔵な資源を浪費して大量生産、大量
廃棄を行い、飽和したら、海外にマーケットを求める、という図式を保つことができた
からこそ可能だったわけです。
しかし、物資が豊富にあれば幸せである、という物質至上主義が幻想であることが分かってき
ました。さらに追い討ちをかけるのが、資源には限りがあり、廃棄したらそれが環境汚
染として跳ね返ってくる、という環境問題。地球そのものの浄化能力にも限りあるわけです。
これからの世界経済は、右肩下がりになっていく可能性が大です。
それに対応し、身の丈に合った生活をするために、一人一人がリデュース(=生活のダイエット)をしな
ければなりません。
リデュースするにはそれなりの覚悟が必要なのは、体重のダイエットと同じです。

拡大が善である、という教育を受けてきた人たちにとってリデュースは悪以外の何物でもないでしょう。
さらに、拡大がレゾンデートル(存在価値)と考えている企業にとって、「リデュース」の概念は「企業の
死」を意味するかもしれません。
しかし、生き残りをかけた企業がそんなに弱くないのも歴史が示す事実。
ある製造業では、リデュースを、「省資源、製品の量を減らす」事と位置付け、商品の「省資源化、
長寿命化、修理・整備、一部の交換」を視野に入れた活動を開始しております。
さらに、リデュースのための新たな産業も創出されていくことでしょう。
まずは自分の身の回りからリデュースをはじめてみませんか?

モクジ  マエ  ツギ