ハサップ−HACCP−(その2)

今日も雲助印が「食中毒汚染源がバルブではなかった可能性あり」などとニュースをにぎわしております。
牛乳とヨーグルト以外の雲助印の製品も汚染の可能性があるということになります。
先日、チーズは問題ない、と確信して食べてしまった私は大丈夫なんでしょうか??

そもそも「HACCP」とは、[Hazard Analysis Critical Control Point]の略で、直訳すると「総合衛生管理
製造過程」ではなく、「危害分析重要管理点」となります。ですから、「特に重点的に管理する必要
のある場所」の特定が最も重要なポイントとなるはずです。HACCPはマネジメントシステムなので、おそら
ココの特定は申請者が自ら行うのでしょう。
環境マネジメントシステム(EMS)において、「著しい環境側面」の特定が最重要事項であり、かつ申請者
が自ら行うのと同じように。
しかしHACCPの場合、ココの特定をエエ加減にすると、食中毒に直結し、社会的信用
の失墜はEMSの法律違反による環境汚染の比ではないはずです。
雲助印が、真面目にリスクマネジメントシステムとして取り入れたのなら、今回の事件は起きなかったでし
ょう。認証だけが目的だったために、下記のようになってしまったではないか?と想像します。

「お上(厚生省)の指示で認証取得を迫られた」
        ↓
「とりあえず認証してもらえそうな書類を作成。臭いものには蓋を(やばそうな工程は無視)して」
        ↓
「現場審査はなあなあ(ひょっとしたら接○攻勢?)
        ↓
お上からお墨付きがもらえた」
        ↓
「認証をとったらこっちのもの。ウチの工場は完璧。もう何もしなくも世界で通用
するわい」左うちわパタパタ。

日本に真のマネジメントシステムを根付かせる事は大変難しいと思います。さらには、このようにずさん
な管理体制を見抜けずに認証した厚生省は偉そうに「認証を取り消す」って。
それ、ちょっと違うんじゃない?雲助印の社長とともに、厚生大臣も頭を下げて国民
に謝るのが筋ってもんではないでしょうか?

モクジ  マエ  ツギ