ISO14001(その1)

ISO14001。環境マネジメントシステム。
耳にされた人も多いことでしょう。
今、企業は、ISO14001を避けて通ることはできません。
ISOとは、国際標準規格のことです。日本では、JIS(日本工業規格)14001
として規格化されています。
ISOやJISというと、ネジのピッチのような「基準」を思い浮かべるかもしれません。
しかし、この14001は、少々趣が異なります。
環境管理に関し、大気汚染はここまで、水質汚濁はここまで、というような
「基準」を設定した規格ではないからです。
勿論、「基準」としての最低レベルとして「遵法」を詠っておりますが、これは用件
の1つでしかありません。
企業等の組織は、「環境方針」を設定し、内外に公表します。そして、自ら環境に
関する問題点を見つけ出し、それを継続的に改善していくための目的・目標を
設定しなければなりません。
「例えば、エネルギー消費量を毎年5%削減する」とか。
それに沿って実行し、定期的に点検します。さらに、経営者が、一定期間ごとに
見直しするわけです。これは企業にとっては苦痛以外の何物でもないはずです。
現時点において、「エコロジー」と「エコノミー」が両立し
ないのですから。この14001、本当にきちんと機能しているのでしょうか?
「ISO14001取得企業」としてのステータスのみに終わ
ってしまう心配はないのでしょうか?

モクジ  マエ  ツギ