メンテ塾番外編 ジムニ−のバンを幌にしてみました。
幌化のページ


前の型のジムニ−はまだまだ人気があるようで、しかも幌車は後年になればなるほど数が少ない
せいか価格も高いようです。そこで比較的価格のこなれているバンを使用して幌車に変更するキットを
作ってみました。切断、加工など必要ですが、なるべく簡単に溶接など必要せず完成するよう製作いた
しました。しかしながらサンダ−、リベッター、車体を切断する心意気などは必要です。ここでは製作の
ポイントなどお知らせしたいと思います。


縞板コーナーガード装着画像


ちょっとフラッシュで飛んでしまいましたがマスキングテープなどで切断する
部分を説明書に従いマーキングします。




後部はプレスの凹部分より2cm残すようマーキングします。ドアや内張りなどは
外して作業しましょう。




ルーフ部分の切断後です、またフラッシュで見苦しくすいません。




後部、フェンダーの上部ですが2cmきっちり残しているよう確認、加工します。




フェンダーカバーをかぶせてみます。平面がうまく出るよう調整します。




ウインドカバーはウインドフレームに対してきっちり作ってあるので画像の部分などは
ヘラ状の物で割らないようめくりながら嵌め込みます。




一度各パーツを仮組みして位置が正確か確認します。確認にはドアの全周の隙間が均一か
どうかで確認します。確認できましたら位置が動かないように穴あけ位置などをマーキングすると
よいかと思います。(この仮組み、確認作業は必須です)




マーキングしたところを穴あけ加工していきます。取りつけはウインドカバーはリベット、板金ボンドを
使用しフェンダーカバー、Bピラーはボルトナットと板金ボンドで取りつけます。本格的に取付けに入る前に
切断面には十分な防錆処理をし、カバーパーツの固定には必ず板金用ボンドを併用してください。




純正幌を使用する予定の有る方はホックボルト(純正別売り)を使用すると良いでしょう。




各部を最終的に締めつける前に使用する幌をかぶせてホックやガイドの位置関係を確認
または修正するのも完璧に取りつけるコツと思います。




ロールバーを同時装着しBピラー部シートベルトのアンカーを取る事をオススメいたします。




Aピラー上部、幌レール横にウレタンブロックを貼る事により雨の進入を防ぎます。




リアゲートのヒンジの取り付け個所の補強の参考図です。上部黒いパーツがヒンジの
メスネジを兼ねた補強プレート。下の白いL字型のボルトで止まっている物がパネルが
たわまなくする為の補強部品です、車体に合わせて作っています。
フェンダーカバーを被せ接着した段階で強固な筒状とする事が理想です。




偽幌車完成図です。
変更したところをわかりやすくする為黒ゲルコートのまま組みましたが実際は
下地処理&塗装をしてご使用ください。ゲルコートのままでは変色してしまいます。




幌車コンバージョンキットのオプションとして純正幌車のスチール製Bピラーを
使用する際のアダプタステ−を製作いたしました。左右セットボルトナット付きで
\10000です。使用方法としては純正のBピラーの車体取りつけ部分の三角形状
のステ−を削除したあと上記アダプタステ−をボルトナットにて取りつけ使用
いたします。ボルトとナットは付属します。


もともとJA11-1型より型取りいたしまして製作いたしましたがSJ30や画像のJA71でも取りつけは
確認しております。しかしフェンダーカバーあたりは取りつけには車体側の微調整加工などは必要と
なります。
当たり前なのですがバンの屋根を切断するたびに思うことはこんなに重い物(屋根)が乗っているの
かと屋根を運ぶ際に毎度感じております。幌車にすれば軽快感は必ず感じられますことでしょう。




塗装後の完成図です。




車種によっては幌の設定の無い車両の幌車化も可能です。
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よくある質問 Q&A

Q バンから幌車に変更した際車検はそのまま通りますか?

A 次回の車検の際に構造変更(車検証記載変更)をしなければなりません。車検証の
車体の形状の欄をバンから幌車(ボンネット)に変更します。変更方法は極めて簡単
です、ユーザー車検ができる方でしたら容易と思います。

Q 車体の加工は切断工具など扱ったことの無い素人でも可能ですか?

A まったく切断工具(サンダー・エアソーなど)を扱ったことの無い方は実際車体を切断する
前に車体の切断しても良い部分(リアフェンダー後部耳部分など)で練習してどのように切れる
かどうか体験されてから実際の作業に掛かられることをお勧めします。怪我などの防止にも
なります。

Q 作業に関する時間数、工賃、また作業に必要な工具は?

時間数は慣れによって大きく変わりますが当方でも正味三日ほどかかります。工賃は当方
で\80000からとなります、塗装代金、屋根処分代含みます。工具はサンダー、エアソーなど
切断に必要な物、穴あけ用のドリル(5mm〜10mm)リベッター、配線加工工具などが最低限
必要となります。

Q 作業はひとりでできますか?

屋根を降ろしたりする作業が重い物を持ち上げ運ぶ作業となりますので最低でも大人ふたりほど
いたほうが良いです。屋根を吊り上げる機械などがあれば別です。

Q リアフェンダーやFRPBピラーの強度は大丈夫ですか?また補修はどうしますか?

リアフェンダーは独自に折り返し構造としてタイヤハウス付近は二重構造として軽くかつ強くしています。
内部にはアルミ製アングルを補強に入れてもいます。Bピラーはリブ構造としてシートベルトアンカー付近は
特に補強を入れています。補修はFRPの補修ができる所ならば容易です、補修できない場合のばら売り
パーツも設定しています。

Q キット以外で必要な物と金額を教えてください。

A キット以外では、幌・\52000〜、リアゲート・純正・\19900(塗装抜き)、幌骨・\7500、あとショート
パーツ(ホックボルト、レールなど)で\10000ほど。リベットのピン、ボルトナットも含まれます。お手持ち
の中古パーツがあればその分安く仕上がります。

Q バンから幌車に改造した際、頭上の強度が心配ですが?

A これは当方のコンバージョンキットに限らず幌車にした場合4点か6点以上のロールバーの併用を
お勧めします。また純正のロールバーはコンバージョンキットには使用できません。

Q キットで幌車に変更した場合どの程度軽量化になりますか?

A 単純比較でFRP・Bピラー仕様で45kg前後軽くなります。ロールバーなど追加した場合その分重くなります
(リアの車高が若干上がる場合があります)軽くなる部分が重心より上の部分が大半なのでキャンバーなどでの
安心感は体感できます。

Q キットに適合する車種は?

A 旧型のジムニ−全般に適合します。当方で確認しているのはSJ30、JA71、JA11、JA12、JA22などとJA51、
JB31、JB32などです。若干の加工を要する相違点はありますが構造的に同一なので使用できます。
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幌キットJA11
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幌キット&コーナーガード
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2004 10/15 幌コンバージョンキットご使用の方へのお知らせ
キットをご使用の方でリアゲートのコトコト音にお悩みの方へご案内です。画像のようなL字アングル
を製作してバンのキャッチのナット穴を使用して固定いたします。そしてゴムまたはウレタンなどを
接着しリアゲートを外側に向けて少しテンションかかるように調整いたします。最近はこの方法で
コトコト音を押さえることに成功しています、最も安価な方法と思いますので音にお悩みの際は是非
お試しください(実費にて製作販売も可能です、詳しくはメールください)



2010 11/14 幌化キット・オプション、カウルトップカバー新設定
バン車を幌化した上で、トライアル専用マシンなどに特化させる意味でウインドウ回りを切り取った
場合に使用するカバーです。カウルトップ回りを、ほぼ幌車と同じ形状とすることができます。また、
他の純正パーツなどを使用する事により、窓枠を取りつける事も可能(パーツに加工を要する場合あり)
基本的には競技専用パーツとなります。



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